橋｢えっと。さやかちゃんにゆりちゃんにともみちゃんね。OK、よろしくね。｣
蟹｢どうも・・・｣
柿｢よろしく。｣
石｢お願いします。｣
小｢さてと・・・藍山と倉吉とはぐれちまったな。どうするか？｣
橋｢このままじゃ危ないし、探すか。さっきの場所は熊がいるし。｣
柿｢ちょっと、どこに行くか見当でもついてんの？｣
小｢まぁ、会えるっしょ。｣
柿｢はぁ～、お気楽思考。｣
石｢もう少し、真面目に考えないと・・・命が掛かってるんですよ。｣
小｢あ、はぁぃ。｣
橋｢へへっ。怒られてやんの。｣
柿｢お前もだよ。橋田。｣
橋｢えぇ？俺も？｣
蟹｢そうですよ・・・橋田君・・・｣
石｢それにしても・・・後どれくらい生き残ってるんでしょうか・・・｣
小｢だいぶやられただろうな。｣
石｢私たちも・・・五人だったけど・・・二人はぐれてしまって・・・｣
柿｢朋美！あれは仕方無かったの・・・急に来て・・・・｣
橋｢なんかあったの？｣
柿｢それは・・・｣
女子三人がうつむく。何があったのか見当も着かない二人は唖然とするばかりだった。
すると柿澤がゆっくりと口を開き始めた。